コロナのドサクサにまぎれて、種苗法改悪案が衆議院農水委で可決・・・小規模農家絶滅の危機!!
コロナ禍のドサクサにまぎれてのマイナンバーと健康保険証の一体化、ってなことを昨日のエントリーで書いたんだが、今度はドサクサまぎれに種苗法改正案の採決をしやがりました。この法案は、「新しい品種として国に登録された果物などの種や苗木を海外へ無断で持ち出すことを規制」するのと同時に、「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」される恐れがあることから、反対の声も多かったんだね。
「国内農家の自家増殖(自家栽培)も制限」ってのは、「新品種の種や苗を増やす場合には開発者の許可」が必要となるからで、つまり大手の種苗企業が「新品種の種や苗」を独占できるってことで、個人が「自家増殖(自家栽培)」することは違法ってことになるんだね。
ただでさえ農業の先行きは暗いってのに、新種の種や苗すらも自由にならないってことになったら、日本の農業はそのうち消滅することになりますよ。
こんな重要法案をわずか6時間の審議で採決しちまったんだから、コロナ禍のドサクサにまぎれやがってと毒づきたくもなろうというものだ。
日本学術会議問題もウヤムヤのままの状況だってのに、アメリカ大統領選にかまけていたメディアは、今度はオリンピックがどうしたこうしたと舞い上がり、国会で何が起きているかまったく報道しないんだから、何をかいわんやなのだ。
こんなんだもの、詐病疑惑のペテン師が大きな顔して出歩き始めるのもむべなるかなってことだ。
種苗法改悪案が衆議院農水委で可決。
— 福山和人 (@kaz_fukuyama) November 17, 2020
自家増殖禁止では種苗の国外持ち出しは防げない。日本の農家に負担を押し付ける一方、モンサント等の外国アグリビジネスに日本の食と農を支配させる売国法の廃案を求める。
https://t.co/52h8ZhB7N0
本日、衆議院農林水産委員会は、自民党・公明党、そして補完政党の賛成多数で種苗法改正案を通過させました💢
— 全国食健連 (@shokkenren) November 17, 2020
つぎのたたかいに向けて、引き続き、運動と要求を前進させましょう‼️
問題の本質を国会審議で明らかにしていただいた印鑰智哉さんのメッセージを共有します pic.twitter.com/J6Wh3rwYYA
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