東北新社

2021年3月17日 (水)

谷脇前総務審議官辞職で口封じ!!&いつから国家公務員が「記憶にない」(鈴木総務省電波部長)なんてことを国会で口にするようになったのか!?

 なりふり構わずってのはこういうことを言うんだね。なんとまあ、国会で追及中だってのに、張本人の総務省前審議官・谷脇君が辞職しましたとさ。これって、明らかに口封じで、「もう一般人だから、国会に呼ぶ必要はない」って自民党幹部が口にしてるってさ。誰だ、その幹部ってのは。

総務省接待問題 谷脇前総務審議官が辞職

続々と辞職で遠のく総務省接待の真相 辞めた「民間人」招致に与党は否定的

 そもそも、いつから民間人は国会に呼ばないってことになったんだ。古くは、ロッキード事件の際に、国際興業の小佐野賢治はじめ丸紅や全日空の幹部が国会に証人喚問されている。ダグラス・グラマン事件では日商岩井の海部副社長が国会に呼ばれ、証人喚問の宣誓の際に手が震えてなかなか署名が出来ないシーンがいまでも忘れられない。

 国会の国政調査権ってのは、それほどに権威があるものなんだね。ところがどっこい。いまの自民党にかかると、国政調査権なんてのはないも同然。数で勝るのをいいことに、都合の悪い人物は「民間人」ということで国会招致を拒否しちまう。

 今回の谷脇君の辞職ってのも、悪いようにはしないからって言い含められてのことに違いない。でなけりゃ、退職金も保留なんてことに本人が納得するわけはありません。なぜなら、総務省の接待疑惑ってのはカス総理の存在があてこそなんだから。ま、いつもの妄想だけど。

 だからこそ、鈴木某なんていうチンピラ役人が、シレっと「記憶にありません」って国会で言い募ることができるんだね。東北新社が「外資規制違反を報告した」という証言は日付も具体的で、どう考えても疑念の余地がない。そもそも、東北新社が嘘つく必要もない。

 ロッキード事件では国際興業の小佐野賢治が「記憶にございません」を連発したものだが、民間人が訴追の恐れからそれを口にするのは戦術としてはあり得ることだ。でも、国家公務員がそれを言っちゃおしめえ~よ。

「報告した」名指しされても「記憶ない」 総務省の当時課長、東北新社側の説明を繰り返し否定

 新聞・TVも、「谷脇氏辞職 国会招致困難」だの「総務省の本人は『記憶にない』」だの、他人事みたいな報道していないで、週刊文春を見習って独自の調査報道してみやがれ。それでこそ、ジャーナリズムとしての矜持が保てるというものだ。


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2021年3月16日 (火)

東北新社の前社長とカス総理のロン毛の息子がいない国会招致って無意味だろう!!&総務大臣とNTT社長の申し合わせたような「個別の会食については控える」発言は、国会だけでなく国民を侮辱している!!

 NTTと東北新社の社長の国会招致は、まさに隔靴掻痒。モヤモヤ感が募るばかりだった。そもそも東北新社はなんで新社長が出てきたのだろう。実際に接待していたのは前社長なんだから、新社長にすればとんだ貧乏くじってことだ。

 ちなみに、東北新社の新社長とは古くからの飲み仲間なんだよね。映像クリエイターの彼が社長になるなんて思いもよらなかったし、ましてや国会招致だなんて想像すらしませんでしたよ。それだけに答弁する姿はちょいと痛々しかったんだが、カス総理のロン毛の息子を「優秀な若者」ってのはいただけなかった。

 それはともかく、東北新社の前社長とカス総理のロン毛の息子を国会に呼ばないのは、何か自民と立憲民主の間で話し合いでもあったのかねえ。そこのところを、新聞・TVはまったくねぐってるんだが、それだけに裏に何かあるんじゃないかと勘ぐりたくもなろうというものだ。

菅首相長男ゆえの「忖度」疑惑晴れず、総務省は意図的見逃しか 東北新社の外資規制違反問題

 でもって、NTTの社長なんだが、これがなんとも国民を舐めた発言してくれちゃったんだね。

「NTTは上場会社で、上場会社の社長が個別にどなたかと会食したか否かを公の場で公開することは事業に影響を与える。個別の会食については、私の方からは控えさせていただきたい」

 だとさ。どこかで聞いたようなセリフだと思ったら、公職選挙法違反で書類送検の過去がある総務大臣・武田君の「個別の事案ひとつひとつについて回答は控える。国民のみなさんから疑念を招く会食や会合に応じたことはない」とクリソツなんだね。同じ穴のムジナだけのことはある、ってなもんです。

 公職選挙法違反の武田君は、昨日も「国民のみなさんから疑念を招く会食や会合に応じたことはない」を連発して、答弁拒否しまくってるんだが、これって国会を侮辱してるよね。なんでこんな答弁が許されるんだろう。新聞・TVもなぜこんな舐めた答弁を無批判に垂れ流すのだろう。

 そもそも、カス総理が携帯料金値下げを口にしたのが2018年8月の沖縄知事選の時だったんだね。そこから総務省とNTTとの会食が頻繁になってくる。まさに「疑念を招く会食」なんだよね。

 なんだかんだ理屈をつけようと、利害関係者との会食は国家公務員倫理規程違反なのは明らかで、疑念を招こうと招くまいとそんなのは関係ないってことだ。新聞・TVがそうした正論に目を閉ざして、総務省を舞台にした接待疑惑を文春まかせで傍観していることに怒り心頭の火曜の朝である。

NTT澤田社長「事業に影響…控えさせていただきたい」 菅首相や武田総務相との会食の有無答えず

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2021年2月20日 (土)

接待疑惑で総務省官僚を更迭・・・ほら、始まった、トカゲの尻尾切り!!&福島第一原発で格納容器の水位低下・・・五輪にかまけている場合じゃない!!

 何が何でも、一刻も早く幕引きしたいのだろう。「記憶にない」で乗り切ろうとしていたカス総理の息子による接待疑惑で、録音音声を突きつけられて慌てた総務省の高級官僚が更迭された。疑惑渦中に異例の人事異動で、部署が変わったから答弁は差し控えたいなんてことを言い出すんじゃないのか。とにかく、臭いものには蓋しちまおうって腹に違いない。

「記憶にない」→「一部は事実」→「発言あった」 更迭の総務省幹部、小出しの接待説明

 公職選挙法違反で書類送検された過去がある総務大臣・武田君は、「本事案により、放送行政がゆがめられたということは全くない」ってやたら強気の姿勢を崩していないが、どう考えたって接待時期が衛星放送の認可更新の直前というタイミングなんだから、はいそうですかで終わるわけがない。

 総務省はカス総理の息子を「利害関係者」と認めているし、そもそもカス総理が総務大臣時代の秘書官なんだから、どんな人物か知らないなんてことは地球がひっくり返ってもあり得ません。民主党政権時に総務大臣だった片山君がテレビでこんなコメントしています。

「菅首相長男総務官僚贈収賄疑惑。官僚には名刺交換の段階で利害関係者とわかり、その場を離れる選択肢があった。名刺交換する間柄でもなかったということであれば、元々、交際があったということになる。総務省の秋本局長ら二人の人事異動、官房付にして国会に出なくてもいいようにしてあげた、そういう見方もできる。総理も透明性を重視してルールに基づいて調査してほしいと言われたんだから。総務省、その言葉を信じて徹底的に調査したらいい」(民主党政権時代の総務相、片山善博さん、『NEWS23』2月19日)

News23

 それにしても、これほどまでに状況証拠が揃っているのに、新聞・TVのこの疑惑に関するスタンスがいまひとつ定まらない。ていうか、報道に迫力が感じられないのは何故だと思ってたら、フリージャーナリストの田中龍作氏がその背景をズバリ指摘してくれました。つまり、欧米で禁止されている新聞社によるテレビ局の所有、つまりクロスオーナーシップの既得権益があるからとか。

 もし、かねてより囁かれている電波オークションが実現したら、電波使用料が上がるだけでなく、クロスオーナーシップも崩壊しちゃいますからね。ようするに、新聞・TVは総務省に首根っこ掴まれちゃってるわけだ。

・田中龍作ジャーナル
新聞テレビが総務省接待疑惑を叩けない理由

 検察もまったく動く気配を見せないし、ロンゲの息子を守るために、高級官僚の左遷で一件落着とは、国民を舐めるのも大概にしやがれ・・・・ってなもんです。

 ところで、橋本セクハラ聖子君が自民党を離党した。ちょいと様子見してたんだろうが、「自民党の自民党による自民党のためのオリンピック」なんて声が漏れ聞こえてきたのだろう。早々に自民党離党を決めましたとさ。

橋本新会長 一転 自民党を離党する意向固める

 組織委員会会長騒動がとりあえずおさまって、メディアからはオリンピックに前向きな報道もチラついているけど、そうは問屋が卸しませんよ。なんと、福島第一原発の1、3号機格納容器の水位が先日の地震で低下しているそうだ。サメの脳みその女性蔑視発言よりも、こちらの問題の方がオリンピック中止の理由に十分なり得るんだね。

1、3号機格納容器の水位低下 福島第1原発、地震の影響か

 日本は、原子力緊急事態宣言の最中にある、ってことを忘れちゃいけない。オリンピサクなんかにかまけている場合じゃないだろうと改めて思い知らされる今日この頃なのだ。

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2021年2月14日 (日)

総理の息子の"顔"を利用したタクシー代+贈答品付きの総務省との会食12回!!&ハイジビョン未対応なのにCS放送業務認定・・・接待の見返りか!?

 いやあ、寝入りばなの地震には驚いた。横揺れだったけど、長かったからね。さすがに、我が家のドラ猫もベッドから飛び降りて、アタフタしとりました。そんな中、ネットでは地震にかこつけた差別投稿が横行してるってね。情けない奴らのなんと多いことよ。

宮城、福島で震度6強 津波の心配なし、大規模停電も 東日本大震災の余震とみられ今後1週間余震に注意

 ところで、サメの脳みその女性蔑視発言の影に隠れちゃった感のある、特高顔のカス総理の息子による接待疑惑なんだが、12日の国会で新たな事実が判明した。なんでも、東北新社の幹部社員であるカス総理の息子と総務省官僚との会食は、2016年から20年までに14回もあったとか。

 タクシー代と贈答品を渡していることも発覚しているから、これだけでも公務員倫理法違反なのは明らかだ。なんてったって、カス総理の息子が勤める東北新社は、総務省から衛星基幹放送事業者の認定を受けていますからね。

総務省、首相長男側と会食12回 交通費・贈答品も受領

 でもって、会食の成果なのかどうか、「2018年にCS放送業務として認定された12社16番組のうち、東北新社子会社の番組だけがハイビジョン未対応で認定された」ことを総務省が認めましたとさ。外形的には、供応接待の典型ってことになる。

総務省、東北新社子会社だけハイビジョン未対応で認定 予算委詳報

 こんな分かりやすい接待を総務省の官僚が理由もなく受けるのは考えにくい。そこにカス総理の息子という“顔”が意味を持ってくるってわけだ。なんてったって、異論をさしはさむ官僚を左遷したって自慢する元総務大臣で現総理大臣の息子ですからね。しかも、総務大臣時代には秘書官だったんだから、その存在を官僚が知らないわけがない。

 コロナ、オリンピックの前にちょいと影が薄いカス総理の息子の接待疑惑だけど、なかなかその闇は深そうだから、「別人格」で乗り切るのはそうたやすいことではありませんよ。支持率も急降下しているし、総務省はカス総理の呪縛から逃れるためにも、ここは洗いざらいぶちまけてはいかがだろう。

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