パラリンピックの「学校連携観戦プログラム」について「状況は悪い。観客を入れるかどうかは、当然の結論になる」(尾身分科会会長)に「パラリンピアンの姿を目の当たりにしてその後の人生の糧ともなる貴重な経験に」と蛙の面になんとやらの小池百合子!!
小中高の児童・学生がパラリンピック観戦する「学校連携観戦プログラム」について、コロナ分科会会長の尾身シェンシェイが「状況はかなり悪い。そういう中で観客を入れるのがどういうことかを考えていただければ、当然の結論になると思う」と否定的な意見を国会で述べたってね。
尾身氏、パラ学校観戦に慎重 「状況かなり悪い」
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) August 19, 2021
「状況はかなり悪い。そういう中で観客を入れるのがどういうことかを考えていただければ、当然の結論になると思う」https://t.co/U2ft1h5ccX
⇒現政府は考えても分からないんだよ。はっきり言えよ。
都教委の臨時会でも出席した委員全員が「やるべきではない」と態度を表明したってんだが、フリップ小池君は「安全対策を徹底する。活躍する選手の姿を目の当たりにし、その後の人生の糧ともなる貴重な経験としてほしい」と蛙の面になんとやらで右から左へ受け流しましたとさ。
それにしても、「その後の人生の糧ともなる貴重な経験」という言い草は、大きなお世話というものだ。どう受け止めるかは個人の自由。それに、「活躍する選手の姿を目の当たりに」するのは、なにも競技場へ行かなくなったって、映像からだって十分に理解できるものだ。
そのくせ、「県をまたぐ修学旅行は中止」ってんだから、そりゃあ「修学旅行が中止ならパラ観戦も中止にするべき」という声が聞こえてくるのもむべなるかなってものだ。
・小池百合子都知事の修学旅行の中止・延期要請に学生絶望の声「パラ観戦はいいのに…」「高校生活返して」
そういえば,ICP(国際パラリンピック委員会)会長が「東京の感染者数が悪化しても、パラリンピックは安全に開催できます。なぜなら、私たちはパラリンピックのバブルのなかと、その外側の社会で起きたことの間には相関関係が無いと確信しているからです」とのたまってくれたってね。
こやつもIOC会長のバッハ野郎と一緒で、パラリンピックが開催されれば日本がコロナでどうなろうが関係ないって立場なのだ。そもそも、「パラリンピックのバブルのなかと、その外側の社会で起きたことの間には相関関係が無い」ってのは、どこにもそれを証明する科学的根拠はないんだよね。
・IPC会長単独取材「感染状況悪化しても大会は安全に開催できる」
IPC #パーソンズ会長
— ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) August 19, 2021
「東京の感染者数が悪化しても、パラリンピックは安全に開催できます。なぜなら、私たちはパラリンピックのバブルのなかと、その外側の社会で起きたことの間には相関関係が無いと確信しているからです」
感染状況が悪化しても「大会を中止する考えは無く、安全に開催できる」 pic.twitter.com/PJnGbCKY9f
昨日も国会で、ルーピー丸川君が「五輪は感染拡大の原因ではない、と断言されている根拠」を問われて言葉に窮したあげくに、「オリンピックの開会式は56・4%、閉会式が46・7%と、期間中も高い視聴率を記録」てなことを般若面して読み上げて顰蹙を買っている。
・丸川大臣、五輪が感染拡大の原因でない根拠問われテレビ視聴率読み上げる
ひとの命に関わることだってのに、顔も頭も貧相なポンコツ総理は選挙のことで頭がいっぱいのようだし、それに代わるべき大臣はすべからくその任に耐えるだけの才覚も理念もないという、なんとも悲惨な今日この頃なのであります。
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