内閣不信任案のどくさくにまぎれて土地規制法案を自公、維新、国民民主が強行採決!! 国民民主は終わったな!!
内閣不信任案提出したら解散ってさんざん脅しかけながら、蓋を開けたら粛々と否決して、あげくに「常識的にはこの時期にないだろう](二階自民党幹事長)だとさ。そして、そんな内閣不信任案をめぐる国会の混乱を、さも訳知り顔に「出来レース」と評してしまうのがこの国のジャーナリズムなんだね。
・菅内閣不信任案を否決 衆院解散、9月の公算大 首相、ワクチン接種優先 五輪成功で政権浮揚狙う
そもそも、内閣不信任案が提出されたのは、国会会期延長を自民党か拒否したからなんだね。コロナ禍の先行きが見通せず、それでもカス政権がオリンピック強行開催というリスクを冒そうとしている今、国会を閉じることがいかに無責任なことか。だからこその内閣不信任案だったのに、メディアはそこのところをまったく無視して、選挙を睨んだ政局報道にしちゃったんだね。
それだけでなく、オリンピックだって、開催の是非からいつのまか無観客か有観客かに議論がすり替わって、いまや観客入れるのが前提で、何人入れるかなんて話になっている。それだって、メディア、特にテレビがコロナとオリンピックに特化した報道を垂れ流した結果なのだ。
・五輪開催なら「無観客で」と求める声 保健所は「既に限界」と負担増を懸念、政府は観客上限の引き上げ視野
でもって、国会では、内閣不信任案のどさくさにまぎれて、土地規制法案が自公、維新、国民民主によって強行採決されちまった。この危険な法案について、会期末ギリギリで採決しようとする動きが指摘されていたのに、メディアはほとんどこの法案について報道してこなかった。
昨日だって、内閣不信任案否決は野党への皮肉たっぷりに報道してたくせに、土地規制法案についてちゃんと報道したニュース番組はありませんでしたからね。
・防衛名目の土地規制法が成立「あまりに内容すかすか」 私権制限の懸念ぬぐえず
土地規制法案とは名ばかりで、その内実は「機能」という極めて曖昧模糊な概念を保護法益とし、住民の良心の自由という、民主国家で最も重要な精神的自由権を土足で踏み躙り、内容は殆ど政令という行政の裁量に委ねられているという国会の立法権すら侵害する違憲立法。私権制限どころか直球の人権侵害。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) June 15, 2021
自民党側の参考人ですら疑念を示す欠陥、インチキ法案。#重要土地規制法案 #重要土地調査規制法案を廃案に https://t.co/Y6CQAjyLZV
— KEITAROU1212 (@keitarou1212) June 14, 2021
おそらく、オリンピックが強行開催されたら、メディアは連日のように“感動”を煽りまくるに違いない。そして、その“感動”が醒めないうちに解散総選挙になだれ込もうというのが、カス総理の思惑なのだろう。
そして、その思惑は、ヘタレなメディアと忘れっぽい国民のおかげで、まんまと的中したりするのが日本っていう国なんでしょうねえ。
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