「共産主義と私たちの民主主義は決定的に違う」「本質の部分では変わっていない」・・・連合会長の執拗な反共発言に共産党委員長が「ぜひ根拠を示していただきたい」と一喝!!&森友訴訟の税金使って賠償金支払いは憲法違反!?
戦う相手を間違えているどころか、本来戦うべき相手の手先になってどうするんだろう。誰のことかって、性懲りもなく共産党攻撃を続ける連合会長の反共・芳野君だ。
「連合と共産とはイデオロギー対決の歴史だ。共産主義と私たちの民主主義は決定的に違う。共産も柔軟になってきたという見方はあるが、本質の部分では変わっていないとみている」(東京新聞)
「労働組合と共産が戦ってきた経緯がある。労組は職場の声を聞き、民主的手続きにのっとって機関決定し、運動を展開していくボトムアップ型だ。共産は指導部が決めたことを下におろしていくトップダウン型で、民主主義のわれわれと共産の考え方は真逆の方向を向いている」産経新聞)
そもそも、共産主義と民主主義を対立概念とすることが大きな間違いだ。共産主義に対立するのは資本主義だろう。さらに、「本質の部分では変わっていないとみている」って言うけど、公党を批判するならその根拠もしっかりと示すべきだ。連合がボトムアップ型で共産党がトップダウン型というのも、我田引水も甚だしい。
・立民は「多様性」で自民と差別化を 連合・芳野会長インタビュー 参院選向け立民・国民民主と連携強化
これにはさすがに温厚なピアノマン・志位君も怒り心頭。「ぜひ根拠を示していただきたい」と反撃を開始した。ここで反論しないとどこまでつけ上がるかわかりませんからね。
労働運動のナショナルセンター―の責任者として、公党を非難されるなら、ぜひとも根拠を示していただきたい。 https://t.co/SSwqu7HdLv
— 志位和夫 (@shiikazuo) December 16, 2021
政党に関係なく同じような指摘をされれば同じような反応をされるでしょう。ごもっともな発言です。私たちも加入組合として看過できない点があります。連合内できっちりと発言していきます。 https://t.co/Bnuk0uajIx
— 東京ユニオン (@toukyouyunion) December 16, 2021
それにしても、連合会長の一連の反共発言ってのは常軌を逸している。反共のあまり野党共闘を否定して、どうやって来年の参議院選を戦うつもりなだろうね。もっとも、しょせんは大企業のサラリーマンのことしか頭にない労働貴族の集団ですからね。期待するだけムダってものだ。
「共産も柔軟になってきたという見方はあるが、本質の部分では変わっていないとみている」なんて連合が公安みたいな思想でいる限り、この国の一般大衆労働者諸君の未来はありません。
最後に、税金を使って口封じした森友訴訟について、フリージャーナリストの神保哲生君が興味深い指摘をしている。こうした観点から国会での議論を切に願う雨のそぼ降る週末の朝である。
憲法83条は「国の財政を処理する権限は、国会の議決に基づいて、これを行使しなければならない」と定めている。民事裁判における認諾という行為が国に賠償金の支払い義務を確定的に生じさせる以上、国は国会の承認なくこの権利を行使することはできないのではないか。
— 神保哲生 (@tjimbo) December 16, 2021
最近のコメント