議員特権の文書交通費は議論もないまま悪法だけが成立して国会閉幕・・・それを待っていたかのように統一教会が多摩市内の土地の工事着工を申請!!
入管法改悪法案、LGBT差別助長法案、改悪マイナンバー法、防衛産業強化法、防衛財源確保法など、数々の悪法を成立させて国会が閉幕。結局、国会議員の第2の財布である調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)については、議論もされないまま終わっちまいました。
・旧文通費改革、進展なし 自民、「成果」の約束果たさず 国会
この程度(自分たちがもらう月100万円の使途を明確にしましょうとか)の約束を守れない人たちが、もっと大きな約束(新たな国民負担なしに3.5兆円の少子化対策とか)を果たせるんでしょうか? ⇒旧文通費改革、進展なし 自民、「成果」の約束果たさず 国会(時事通信)https://t.co/eZ3NdjxDwx
— Shoko Egawa (@amneris84) June 21, 2023
そして、国会閉幕を待っていたかのように、自民と公明が殺傷能力のある武器の輸出解禁について議論を始めましたとさ。輸出対象国は、いわゆる「同志国」に加えて「国際法に違反する侵略を受けている国」に拡大することも検討するとか。ウクライナへのロシア侵略を意識してるってことね。
この意味するところは、「武力で紛争を解決」するってことだろう。これは明らかに憲法9条「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」に違反しています。
・日本製の武器で死者出る可能性も…輸出解禁に前のめり自民、慎重な公明 防衛装備移転三原則緩和へ論点整理
こんな国のあり様を180度転換するようなことを、国会閉幕を待っていたかのように始めるとは、つまりは国民を舐め切ってるってことなんだね。
国会閉幕を待っていたのは,どうやら自公だけでなく、統一教会(現世界平和統一家庭連合)もまた同じタイミングを狙っていたようだ。統一教会が東京都多摩市内に広大な土地を取得していたことは以前のエントリーでも紹介した。統一教会はその土地にある既存の建物の解体工事を市に通知してきたってね。
市は「少なくとも解散命令が出ないことが確定するまでは、敷地内の既存の建物の解体工事を着工しないよう、申し入れた」ってんだが、「容認できないが、動きを止める法的根拠はない」のが苦しいところなんだね。
それにしても、統一教会も分かりやすい動きをしてくるものだ。解散命令請求も、このままだと立ち消えになる可能性もゼロではないんじゃなかろうか・・・なんてことを我が家のドラ猫に愚痴ってみる雨模様の朝である。
・旧統一教会、多摩市に「研修施設」建設の方針を伝達 市長は「着工見送りを」申し入れ
旧統一教会の取得地 着工の中止申し入れ 多摩市 https://t.co/kC5yYeO5Y1 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が東京都多摩市内に広大な土地を取得したことを巡り、市は21日、旧統一教会に対し、既存の建物の解体や新築をしないよう求める申し入れを行った。阿部裕行市長らが本部に赴いたことを…
— 保坂展人 (@hosakanobuto) June 21, 2023
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