東大入学式で「ロシアという国を悪者にすることは簡単である」「一方的な側からの意見に左右されて本質を見誤っていないか」(河瀬直美)・・・主権国家を一方的な「正義」で侵略することは、それだけで「悪」だろう!!
NHK-BS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」での字幕問題でミソつけたリーフェンシュタール気取りの映画監督・河瀬君が東大の入学式で、ロシアによるウクライナ侵略を引き合いにしてこんな祝辞を述べましたとさ。
「例えば『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である。けれどもその国の正義がウクライナの正義とぶつかりあっているのだとしたら、それを止めるにはどうすればいいのか」
「一方的な側からの意見に左右されて本質を見誤っていないか」
「誤解を恐れずに言うと『悪』を存在させることで私は安心していないか」
「自分たちの国がどこかの国を侵攻する可能性がある自覚をしておく必要がある。そうすることで、自らの中に自制心をもって拒否することを選択したいと想います」
どんな「正義」があろうと、それが相手の「正義」とぶつかりあうものであろうとも、主権国家を一方的に侵略することは、それだけで「悪」だろう。この祝辞からはその視点がまったく欠けている。
現実の侵略戦争が目の前で繰り広げられてるってのに、「『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である」なんて一般論化しちゃってるもんだから、何言いたいんだかわかんなくなっちゃってるんだね。
「『悪』を存在させることで私は安心していないか」なんてくだりは、それこそがロシアの現状なんじゃないのか。なんてったって、「ネオナチ」という「悪」との戦争ってのがロシアの理屈なんだからさ。
それにしても、東大はなんだってだってリーフェンシュタール気取りの映画監督の話を新入生にきかせようとしたんだろう。それこそが問題なんじゃないのか。
・「『ロシア』という国を悪者にすることは簡単である」映画監督・河瀬直美さん 東大入学式で祝辞
釈然としない。①ロシアの侵略を悪と非難する②これがなぜ起きたのかを考え見極めようと尽力する③ロシア人全員をプーチンと同一視せず、差別やヘイトをしないーーこの3つは矛盾しないのでは?→東大で入学式 来賓の河瀬直美氏 「ロシアを悪者にすることは簡単」:朝日新聞 https://t.co/RuvyVd3N1n
— Shoko Egawa (@amneris84) April 12, 2022
世渡りがうまい人ほどこういうことを言うのかな。被害者を自分に置き換えたら同じことを言えるだろうか。https://t.co/XsFYlFOjwj
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) April 12, 2022
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