「1憶総株主」で「資産所得倍増」(岸田文雄)・・・その心は「自己責任」・・・これが「新しい資本主義」って、おこがましいにも程がある!!
ヘタレ総理が、「経済財政運営指針となる『骨太の方針』案と、その中核となる成長・分配戦略『新しい資本主義』実行計画案を発表」しましたとさ。でもって、「新しい資本主義」の柱となるのが、株投資したら税優遇する「資産所得倍増プラン」ときたもんだ。
これに先だって、自民党が「一億総株主」を提言したそうで、なにやら国民総ギャンブラー時代がやってきそうな雰囲気なんだね。
・【速報】貯蓄から投資へ 「一億総株主」 自民が提言申し入れ
ひょっとこ麻生が口にした「老後資金2000万円」を実現するためには「貯蓄」なんかより「投資」しろってことなんだろうが、ようするに自己責任でどうにかしろって言ってるようにものだ。
そもそも、「新しい資本主義」ってのがおこがましい。マルクスやディケンズの経済学説を理解・検証した経済学者ならまだしも、官僚上がりの世襲議員が口にすることじゃありません。実際のところ、「一億総株主」に一片の哲学もありませんからね。
それにしても、「投資」だなんて、よくもまあ軽々しく口にできるものだ。一般大衆労働者諸君にとっては、「貯蓄」すらままならないのが現実なんだよね。ましてや、「投資」なんて逆立ちしたってできるわけがない。ヘタレ総理の頭の中がいかに庶民の生活と乖離しているかわかろうというものだ。
ヘタレ総理は「資産所得倍増」の達成時期について、「期限は区切っていない」と言ってるのもこれまた無責任なことなんだね。野村総研の試算によると「直近10年の家計の資産所得の増加ペースが今後も続くと仮定すると、2倍になるのは今から53年後」なんだとさ。絵に描いた餅にもなりませんよ、ったく。
。唐突な「資産所得倍増」計画、実現は53年後? 岸田首相の「新しい資本主義」の恩恵は富裕層へ集中か
【まだまだあるぞ気になるニュース】
最近のコメント