袴田事件の特別抗告を検察が断念・・・ようやく再審の扉が開いた!!&高市早苗が末松予算委員長から「閣僚が国会議員の権利である質疑を揶揄したり否定したりするのは大きな間違い」と叱られる!!
昨日の午前中には、検察が特別抗告するのが決定的というニュースが流れてたので、なんとなく気が滅入っていたところに、夕方になって「検察、特別抗告断念」の速報が飛び込んできた。我が家のドラ猫と目を合わせながら小さくカッツポーズ。
「捜査機関による証拠捏造の可能性」にまで裁判所が踏み込んだ判決出してるんだから、さすがの検察も「法の規定する特別抗告の申し立て事由があるとの判断に至らず特別抗告しないこととした」ってコメントせざるを得ないほど、追い詰められてたってことなんでしょうね。
袴田事件に限らず、冤罪と思われる事件の再審請求の際に問題になる検察の特別抗告ってのは、もうそろそろ禁止した方がいいと思うけどねえ。再審に不満があるなら、法廷で議論すればいいだけの話なんだよね。それを上級審に不満を申し立てて、時間かせぎする特別抗告ってのは、言ってみれば「嫌がらせ」だろう。
こんなんだもの、日本では冤罪の被害者が救済される可能性は極めて低いのが当たり前になるはずだ。
おそらく袴田さんは無罪となるだろうけど、特別抗告した検察が「再審開始を認めた東京高裁の決定には承服し難い点がある」とコメントしているのも気になるところだ。「承服しがたい」って感覚は、これまでの検察のやり口に対して袴田さんこそそう思っているはずなんだね。
検察がそこまで言うんだから、再審では「捜査機関による証拠捏造の可能性」についてもしっかりと審理してくれることを願ってやまない火曜の朝である。
・「袴田事件」検察が特別抗告を断念 再審開始へ
・袴田さん再審確定 追い詰められた検察、高裁の緻密な認定覆す余地はなく…
「巖のいう通りになった 真の自由に近づいている」姉ひで子さん喜びの声 “袴田事件”検察が特別抗告断念→名張毒ぶどう酒事件にも道がひらかれますように祈ります。#名張毒ぶどう酒事件https://t.co/IasuMQPSV6
— 浜田進士 (@HamadaShinji) March 20, 2023
理由がなくても、判例違反をこじつけて特別抗告し、職権破棄を狙うのが従来の検察のやり方、「理由がない」は、特別抗告断念の本当の理由ではない。⇒【「承服しがたいが、理由ないと判断」 東京高検、袴田事件の特別抗告断念を発表】(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/8zDSUlCTDe
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) March 20, 2023
ところで、平気で嘘をつく高市君がその傲慢な態度を参議院予算委員会委員長から「閣僚が国会議員の権利である質疑を揶揄したり否定したりするのは大きな間違い」と窘められちゃいました。いやあ、みっともない。
総務省は「捏造はなかった」と認めたようだし、ここらで潔く退場するのが行政文書を「捏造」と言い切った政治家の矜持というものじゃないのかねえ。
末松委員長
— ラッキーちゃん♡ (@Luckychan0105) March 20, 2023
「閣僚が国会議員の権利である質疑を揶揄したり否定したりするのは大きな間違い」
事の重大さを全く理解していない高市大臣に公開の場で注意し反省を促す末松信介 参議院予算委員長―
同じ与党自民党でありながら庇うことなくきちんと正す末松委員長は立派です!#国会中継#総務省文書 pic.twitter.com/Y7w3f9waKz
【速報】高市大臣の「質問しないで」答弁を委員長が異例の厳重注意「敬愛の精神忘れている」 高市大臣は 「重く受け止める」|TBS NEWS DIG https://t.co/Qbdyjapo3w @YouTubeより
— 小池武志 (@koike2009128) March 20, 2023
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