まるで「運用は政府に白紙委任」するかのような経済安保情報保護法が成立!!&環境省の「3分でマイクオフ」には司会進行の台本があった!!
経済安保情報保護法が成立したってんだが、この法案のヤバいところはどんな情報が指定対象になるのか誰もわかっていないことにある。どうやら、運用基準はこれから閣議決定で決めることになるらしいのだが、これって「運用を政府に白紙委任」したようなものだろう。
・政府は民間人にも「身辺調査」を行う…経済安保情報保護法が成立 「特定秘密」も拡大へ 懸念すべき点とは
衆議院で審議入りした地方自治法改正案でも「国民の安全に重大な影響を及ぼす事態」が具体的にどのような事態を指すのか闇の中てあるように、これではまるでナチスの全権委任法みたいなものだろう。
法の運用が権力の手中にあることの危険性をもっとメディアは追及するべきなのに、そこをねぐって法案の成立を政府広報のように垂れ流すってのは、さすが報道の自由70位の国だけのことはあると妙に感心してしまう今日この頃なのだ。
・日本国民の「知る権利」が侵害される
— 大神 (@ppsh41_1945) May 10, 2024
・飲酒節度や精神疾患の有無まで調べられる
・政府による「適正評価」を拒むのが困難
・従業員が「適正評価」の対象になる可能性がある
今回成立した経済秘密保護法案がヤバ過ぎる…。日本はロシアみたいな監視国家になりそう。#経済秘密保護法案に反対します pic.twitter.com/hZ5NKTsVio
ところで、環境省が水俣病患者の方たちの意見を途中で遮った事件なんだが、どうやら司会進行の台本がありましたとさ。
そこには、発言が長引いた場合には、「他の団体様のお時間もございます」と発言を遮ってマイクオフ、なんてことが明記されていたってね。
さらに、「時間を短くしたから後でしゃべらせろと言われた場合」には「時間を見つつ対応させてください」と回答するなんてことまで事細かに決められてましたとさ。
・司会台本に「マイクオフ」明記 水俣病被害者の発言遮断問題
ようするに、発言の途中にマイクを切ったのは「不手際」なんかではなく、あらかじめ決められていたってことで、大臣と環境省は確信犯ってことだ。
それにしても、「時間を短くしたから後でしゃべらせろと言われた場合」って、いくら紙面の上でのこととは言え、これが公僕たる役人の書く言葉か。
「3分でマイクオフ」環境省の司会の台本に明記 「後でしゃべらせろと言われた場合」も想定 水俣病の懇談会でマイク切った問題|
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