「紅麹サプリ」でその危険性が露わになった「機能性表示食品」は、規制緩和を進めるアベノミクスの経済成長戦略の落とし子だった!!
小林製薬の「紅麹サプリ」事件は、とうとう死者まで出て、その被害がどこまで広がるか予断を許さない状況になってきた。
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この事件が発覚して「機能性表示食品」に注目が集まっているようだが、これってそもそもの始まりは安倍政権にあるんだね。
それまであった「特定保健用食品」、いわゆる「特保」と呼ばれた健康食品は国による審査と許可が必要なため、もっと規制を緩めた健康食品のジャンルを作ろうという、いわばペテン師・シンゾーの経済成長戦略の一環として規制緩和された結果なのだ。
消費者庁に届け出れば、臨床試験データがなくても商品パッケージに機能性(効果)を表示できるんだから、企業にとってはこんなに都合のいいものはない。おそらく、そこには何かしらの利権も絡んでいるだろうことは容易に想像がつく。
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この制度が始まってから、その危険性は囁かれていたんだけど、大きな声にはならなかったんだね。この制度の欠陥を知ってから、くろねこは「機能性表示食品」には一切手を出さないことを決めたんだが、あれだけTVCMを流されたらついつい手が出ちまうのもわからないではない。
この事件は、小林製薬だけでなく、規制緩和に乗り出した国にも責任がある。今後の補償問題などで、どこまで国の責任が追及されるのか、そこも大いに気になる悪天候の週末の朝である。
臨床試験が必須でないのに文献審査もない「機能性」の恐ろしさ
— 五百旗頭幸男 『はりぼて』『裸のムラ』 (@yukioiokibe) March 28, 2024
届け出には臨床試験データは必須でなく、機能性に関する文献なども認められる。国は文献内容は審査しない。以前からある特定保健用食品は、国による審査と許可が必要で、機能性表示食品の方が企業は活用しやすいhttps://t.co/KzYXKl0Xj9
このトンデモ制度は、安倍政権下の規制緩和による経済成長戦略として行われたものですが、それは科学を無視し、国民の命と健康をないがしろにするものだったという事です。今後この制度の見直しは必須であると思います。頑張ります。https://t.co/eDMJ37W3SS
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) March 28, 2024
紅麹問題,国会で辻元さんの質問
— 福山のつば九郎 (@fukuyama_tsuba9) March 28, 2024
「規制緩和の見直しも含めた再発防止に即座に着手すべき」
岸田の答弁
「まずは原因の特定が必要だ」
裏金問題も,まずは真相究明が必要なんよ!
墓穴を掘ったな!#あんぽんたん岸田https://t.co/0Bl348Q89f
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