報道の自由度ランキング、日本は180カ国中70位・・・いまこそ「マスコミの政治部記者が、権力者の代弁者になっている」(泉房穂)という声に真剣に耳を傾けるべきだろう!!
報道の自由度ランキングが発表され、日本はランクを2つ下げて調査対象180カ国・地域のうち70位になりましたとさ。G7では相変わらず最下位ってんだから情けない。民主党政権では17位、11位とランキングを上げたことを思うと隔世の感がある。
・報道の自由度ランキング発表 日本は順位下げ、G7最下位の70位
日本がこれほどランクを下げたのは、第二次安倍政権になってからのことで、2013年には53位と目も当てられない状況になっていたんだね。
報道の自由度がここまで落ち込んだ理由について、「伝統の重みや経済的利益、政治的圧力、男女の不平等が、反権力としてのジャーナリストの役割を頻繁に妨げている」と国際NGO「国境なき記者団」は指摘している。
さらに、こんなことも言っているんだね。
「記者クラブ制度がメディアの自己検閲や外国人ジャーナリストらの差別につながっている」
つまり、権力側からの圧力もあるけれど、ジャーナリストによる権力への忖度が報道の自由度に大きく影響しているってことだ。
以前、権力の監視が仕事だと投稿したら「そんなもの求めてない。事実だけ報じとけば判断は自分でする」というようなリプが大量に来た。そういう風に持っていきたいんだなと。人権問題もそうだが、どんどんガラパゴス化が進む。この結果もまったく納得。 https://t.co/YHU7Lqo9IM
— 柏尾安希子(神奈川新聞記者) (@KJvdcYYG7rONyUl) May 4, 2024
衆院補選で自民党が惨敗した直後に、テレビでは各局の政治部キャップが選挙結果をしたり顔で解説していた。曰く、「裏金問題にお灸をすえた」「野党が指示されたわけではない」etc。
なかでも、テレビ朝日『報道ステーション』のキャスターであるるNHKから天下った大越君の発言はその白眉だろう。
「政治資金規正法の改正で与野党は一致点を見いださなければならない。それをしないで権力闘争に明け暮れていると、与野党ともに国民との距離が広がる」
これって、ようするに野党をdisっているだけで、前川喜平氏が「企業団体献金や政策活動費の廃止を主張することを『権力闘争』におとしめて、自民党に援護射撃をしている」とツイートするのもむべなるかなってもんです。
そんなメディアの状況に敢然と異議を唱えているのが元明石市長の泉房穂君だ。補選直後にたまたま観ていたフジTV『Mr.サンデー』で、自民党のいつもの面々がズラっと並んだ「次の総理に誰がふさわしいか」なんて調査結果をとうとうと説明する政治部キャップに「そんなことしてるからダメなんだ」と語気を強めたのには、心の中でガッツポーズをしちまった。
・泉房穂氏「政治部が日本をダメにしている」番組でのデスク解説全否定を補足 一部発言は撤回
テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』でも、ヘラヘラする政治部キャップに「マスコミの政治部記者が、権力者の代弁者になってる」って突っ込みいれてくれてました。
かつて、記者会見なんてものを経験したことがあるんだが、多くの記者は質問どころか下を向いたままカチャカチャとワープロ打つだけで、このひとたちはジャーナリストとしての本分なんて考えたこともないんだろうなあと思ったものだ。
そうしたジャーナリストの劣化は、改善されるどころかますます進んでいるようで、ハンガリーやコンゴ共和国よりも報道の自由度は低いって事実に真剣に向き合わないと、そのうちチワースト2位の中国にも追い抜かれることになりますよ。
【テレビ局へのお願い】
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) April 30, 2024
時の権力を批判するフリをしながらも、政治部の記者やそのOBなどを使って、権力者の代弁をさせ、世論を誘導するのは、そろそろ見直したらいかがか。日本をダメにしているのは、政治家に加えて、マスコミであることを自覚すべきだとホントに思う。国民目線の報道を切に願う! https://t.co/ku3hgxO9VU
千々岩氏
— 125 (@siroiwannko1) April 30, 2024
「ポスト岸田は小石河陽子」
泉房穂氏「世論は政権継続じゃなくて政権交代、ポイントはポスト岸田じゃなくてポスト金まみれの裏金政治、ポスト国民負担増からの転換、そこが国民世論とTV局の報道がズレてると思いますね、小石河陽子なんて言ってるから皆が勘違いする⇒
#モーニングショー pic.twitter.com/dzAh6GsEAv
【まだまだあるぞ気になるニュース】
・「9条を変えて交戦権を認めて」 与那国町長が都内の集会で主張 憲法は「GHQにかすめとられたばかな日本人も加担して作られた」
・朝鮮人追悼碑の撤去費、2062万円 群馬県が市民団体に請求
・首相が10年ぶりの新たな中南米政策発表 持続的な経済協力提唱
【くろねこの競馬予想】
牡馬と牝馬の2歳チャンピオンが出走してきた今年のNHKマイルカップ。やはり、この2頭が中心であることは間違いない。割って入るとしたら、ファルコンステークスで内に包まれ、脚を余して負けたロジリオンか。東京コースは2勝2着1回と馬場適正もある。まとめて負かすのも夢ではないかも。
要注意なのは長期休養明けのゴンバデカーブース。ひょっとしたら、先の2頭よりも強い可能性が・・・。
◎ロジリオン、〇アスコリピチェーノ、▲ジャンタルマンタル、△ボンドガール、ディスペランツァ、シュトラウス、ノーブルロジャー、注ゴンバデカーブース
【お知らせ】
これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802
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