「私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」(上川陽子)・・・発言の主旨はともかく、こうした比喩を口にしてしまうメンタリティーこそが問題だ!!&日本人同性カップルをカナダ政府が難民認定!!
凄い発言が飛び出したものだ。それも女性から。かつて、「女性は産む機械」と発言した大臣がいたが、それに匹敵するトンデモ発言だろう。
発言の主旨が違うと擁護する向きもあるので、正確な発言を紹介すると、こんな具合だ。
「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」
「この方」ってのは、静岡県知事選に出馬している自民推薦候補のことで、「新しい知事を誕生させよう」というのがどうやら発言の主旨なんだね。
でも、問題は、「女性が産まずして」という喩えをわざわざ持ち出したことにある。しかも、続けて「何が女性でしょうか」とくるんだから、「子供を産めなきゃ女性じゃない」ってこことを暗にほのめかしていると取られてもグー音も出ないんじゃないのか。
おそらく、「誤解を招いたようならお詫びしたい」なんてコメントを出すんだろうが、「女性が産まずして何が女性でしょうか」なんて言葉がたとえ比喩としても口をついて出てしまうそのメンタリティーは、これこそが自民党ということを改めて教えてくれた。
こんなんだもの、ひょっとこ麻生の「俺たちから見てても、このおばさんやるねえ」「そんなに美しい方とは言わんけど」と言う発言に、「どのような声もありがたく受け止めております」と及び腰の処世術でかわしたのもさもありなんてことだ。
前後も読みましたが、配慮に欠けたというより本人の価値観が漏れたものに見えてしまいました。
— 平河エリ Eri Hirakawa (@EriHirakawa) May 18, 2024
「産まずして何が女性でしょうか」は明らかに不要な一文で、そこがなくても全く問題なく伝わるはず。https://t.co/8ydTSE424Q
ならば単に「産みの苦しみ」と言えばよかったのに、「私たち女性が産まずして何が女性か」とか、訳が分からない例えをしてしまったのがいけないと思いますね。 https://t.co/yDL7gSt8oP
— 橋本久美🌿あなたのまちのカウンセラー (@hashimotokumi) May 18, 2024
奇しくも、同性カップルの日本人女性がカナダ政府から難民認定されたというニュースが飛び込んできた。
「女性であり、同性愛者であることで日本国内で迫害されたこと、日本では法整備がなされておらずその複合差別から逃れられないこと」などがその理由とか。
日本における女性差別の現実を突きつけられたようもので、ひょっとこ麻生の覚えめでたい上川君の発言は、それを政治家自らがはしなくも証明したなものだろう。
・日本人女性カップル、カナダ政府が難民認定 「日本国内で迫害」
《「差別が日本全体にある」などとして、女性や性的少数者の人権が十分に守られない日本の状況を判断理由とした》
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) May 18, 2024
《他国で難民認定される日本人は毎年数十人程度》
日本人女性カップル、カナダ政府が難民認定https://t.co/c6CX8ewrjr
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【くろねこの競馬予想】
桜花賞組が強いとは言うものの、デビュー時から中距離路線を舞台にしてきた馬にもチャンスはある」というわけで、コガネノソラに期待。1800mのスイートピーステークスを豪快に差し切ったように、東京コースも2戦2勝は心強い。
相手は桜花賞場のステレンボッシュ。けっしてマイラーではないので距離延長も有利。忘れな草賞を解消したがのエルピーダの一発に要注意。
◎コガネノソラ、〇ステレンボッシュ、▲タガノエルピーダ、△チェルヴィニア、クイーンズウォーク、ライトバック、アドマイヤベル、スウイープフィート、
【お知らせ】
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